1954-11-08 第19回国会 参議院 建設委員会 閉会後第9号
従つて被害者の補償請求権というものは、これはもう正常な権利でありますが、又それは適正な補償の請求でなければならんという点が本旨でございます。それで適正な補償というものはどういうことになるかと申しますと、次に補償の範囲といたしまして通常生ずる損失に限ると、こういうことであります。つまり或る種の工事がなされた場合には、一般的に考えてその程度の損失は当然起きると考えられるものに限る。
従つて被害者の補償請求権というものは、これはもう正常な権利でありますが、又それは適正な補償の請求でなければならんという点が本旨でございます。それで適正な補償というものはどういうことになるかと申しますと、次に補償の範囲といたしまして通常生ずる損失に限ると、こういうことであります。つまり或る種の工事がなされた場合には、一般的に考えてその程度の損失は当然起きると考えられるものに限る。
従つて被害の把握に対しては、その現地の実情に即したような人員の配置であるとか、そういうことも画一的でなくて、細心の配慮が必要でないかというふうに私たちは考えておるわけであります。次に申し上げたい点は、午前中に原課長からの説明もありましたが、北海道においては統計調査事務所が四箇所ほどあります。前回の報告の場合においても、四箇所の内容はしさいに表示されておらないのであります。
従つて被害の状況によつてはこのわくを越えて御配慮願わなければならないと思いますので、その点は十分ひとつお含みの上で御努力を願いたいと思います。政務次官もお見えでございますから特にお願いをいたしておきます。 他に御質疑もなければこの際討論を省略してただちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
そうして残りますところは改良事業に当るものの事業費をここで書いてあるわけでございますから、従つて被害のあつたその堤防の箇所の改良に必要な事業費の部分は十分の八、被害のなかつた箇所の改良に必要な費用は三分の二と、こういうように書いてあるわけでございます。
最善の努力をされても今年一ぱい駄目だつた、来年になつてやるというのでは、今度は国の予算も使えない、従つて被害の復旧はできない、事業団に対する鉱業権者も被害者も信用を全くなくしてしまうという結果が起きてからでは、これはもう事業団の事業の運営が実際不可能になると思うのです。従つて両者の信用を失墜しないうちに、時間的に早くあなたのおつしやつたような方法をはつきりきめて頂きたいと思う。
工事その他の関係から余裕を生ずる分があるので、それをさいた次第でありまして、かつ冷害地方と食糧増産対策あるいは公共事業が行われておるところとは全部地域が違うのでありまして、同じところもありますが、大体地域が違うのでありますから、従つて被害を受けた地域に厚くする意味でこれはやられたことで、その点をお考えくださればよくおわかりになると思うのであります。
従つて被害額合計六十億、三千五百万円に対しまして、復旧額合計は四十五億、こういうことに相成るのでございます。 それから第二表の分は、これは第一表に掲げましたもののうちの県別の内訳を書いてあります。これは漁港施設についての内訳であります。
しかしながらなおこの莫大な投資資産が散逸しないように、従つて被害者に対して、公平なる配分等によつて被害を救済するためには、むろし立法的措置も考えていいのではないかと私は思います。おそらく今後第二、第三の保全経済会が出るのではなかろうかということが予想される今日であります。
従つて被害地方公共団体の救済策として、これはせめてもこういうこともさせて、幾分でも助けて上げたいのだという気持はわかるのだけれども、そういう観点から見ると、必ずしもこの法律の施行によつての一部救済される面が、被害との関係の適当な配分にならないと言いますか、受益が適当な被害との比例にならないといつたような問題があるのだと思うのですが、この点につきましては、どういうふうにお考えになりますか。
○三浦辰雄君 一つだけお聞きしたいのですが、四割の四割、従つて被害額の一割六分、こういうふうにして、殊に説明がありましたように、土木と耕地、治山についてはそれを見た、ところが、八月末までにその四割の四割分をやる、こういうのですね。そうすると八月ということになれば、すぐ台風期の九月を迎える。そうなつて来ると、この額が上ればいろいろ災害を受けた河川なり、この耕地の関係は応済むというのですか。
今後湛水しておる水が引いて来るに従つて、被害もまだふえて参りましよう。同時に、それによつて各地からの報告なども詳しくわかることと思います。各県ともほぼ連絡ができておりますが、まだその県内の各地には、とうてい連絡等がとれない所が多いような状況でありますから、おのおのさらに今後の報告を待つて皆様にも御報告申し上げたいと存ずる次第であります。
従つて被害の程度というものは、私は非常に広範囲で甚大だと考える。もう一言、それらの問題について長官としての心構えを、ぜひお聞かせ願つておきたいと思います。
なお交通不便地の被害が、とかく割に小さく伝えられて、従つて被害に対する対策も十分ではない、過去にそういう懸念がたくさんあつたということでありますが、これは私もそのような記憶がございますので、今度の場合には特にそういう点にも注意をして、それから平衡交付金の配分その他最大限に特別の心構えをもつて考慮いたしまして、何とかして被災地の御不便、御不幸を少しでもやわらげるよう、最大の努力をいたしたいと思います。
先ほど調査の被害面積その他を申上げましたが、被害高につきましては、麦はやはりだんだんみのつて来るに従つて、状況が進むに従つて被害高がもつと大きくなるだろう、こういう工合な想像をしておるのであります。政府のほうで調べられたのがあつたら、私どももう一遍伺つて見たいと思います。
従つて被害調査の最終の数字というのは出ていないと思います。今後実際の被害調査の数字というものは追加されて来ると思います。ところがここで五億八千何がしのものがきまつた。ところがその後追加されて来るという場合には、六月の暫定予算に当然やはり予算というものを追加要求すべき事態が起つて来ると思います。これらに対しまして衆議院のほうではどういうふうな御論議がありましたか、伺いたいと思います。
従つて被害者たちは後日公判に呼ばれますと、後難を恐れて証人として十分に自分の思つたことをありのままに言えないというふうなことがございます。従つて証拠の収取、ひいては審判の目的を確保するのに困難を来す場合がはなはだしく多いのでございまして、これを防止する趣旨に出でたものでございます。
従つて被害を受けたわれわれの国の手で裁判権を確保いたして裁判したい。これはもう当然のことなのです。これを反対にアメリカと日本の立場をかえて、あるいは国連軍のイギリスならイギリス、濠州なら濠州の立場をかえて、日本の駐留しておる兵隊なら兵隊がこういうことになつたらどうなるか。
従つて被害者の意見は、一応予定した計画の終つた上でなければ取上げられないと、こういうことになりますか。
従つて被害者側といたしましては、この附帶決議が実際に行われる場合には、鉱業法の百九條の賠償規定の不満はそれによつて救われるということを非常に期待しておつたのであります。ところが今度出ました一般鉱害の復旧と申しますか、臨時石炭鉱害復旧法案を見せていただきましたところが、賠償の規定が、鉱業法に規定せられておりますところの百九條の範囲内で復旧しようというようなことになつておるようでございます。
従つて被害者側を調べて、被疑者を見つける以外に方法はないのであります。非常に苦心をいたしまして、ようやくある程度の証拠を集めて、裁判官の逮捕状をとりまして、九月二十九日の朝実行行為者と認められる者二十四名を暴力行為等処罰に関する法律違反で逮捕いたしました。次いで十月四日、八日と第二次、第三次の検挙を行いました。これらの人を調べまして、大体あばれ込んだ人たちの名前が出て参りました。
例えば農地が陥没したままの状態であれば、それを更に被害前の原状に復旧して欲しい、こういう念願を持つていますので、従つて被害者としては、いわば加害者に対しまして過大な賠償の要求の希望を持つているという関係において、こういう点につきまして被害者と加害者との意思が合致しがたい点がどうしても出て来る、こういう点がまあ第三の問題点であります。